語りとは?



 語りとは,『学び合い』の考え方を子どもたち(学習者ないしは聞き手)に伝えること。


 『学び合い』の3つの考え方を伝えるものです。

○子ども観(学習者観):子どもたちは有能であるという考え方。
○授業観:教師の仕事は目標の設定,評価,環境の整備を行うことで,教授(子どもから見れば学習)は子どもに任せるという考え方。
○学校観:学校は多様な人と折り合いをつけて自らの目標を達成する経験を通して,その有効性を実感し,より多くの人が自分の同僚であることを学ぶ場であるという考え方。

  一人も見捨てられない共生社会の実現に向けた,子どもたちがお互いに一人も見捨てない集団づくりの教育の実践が『学び合い』です。
 ちまたに多く見られる教育論,指導技術の建前論とは違って,この考え方が当人の腑に落ちているかどうか,納得しているかどうか,それも本気でやろうという覚悟ができているかどうかが,『学び合い』の成否に決定的な影響を与えます。
 つまり,『学び合い』は,子どもたちがお互いに一人も見捨てないことを目指した3つの考え方が腑に落ちて,それを,
 本気で,
 一貫して,
 ぶれずに,
ずっと自分自身で持ち続け,子どもたちに対して常に求め続ける強い意志を持つことが肝と言えます。

 けっして,マニュアルがあるわけではありません。

 子ども観,授業観,学校観を子どもたちに伝えることなので,語らなければならない内容,語らなければならない方法が統一されているわけではありません。

 あなたが腑に落ちた『学び合い』の考え方を,あなたなりの言葉で,あなたななりの方法で,あなたなりの場面で子どもたちに伝えれば,それでOKです。


 ここには一つの参考例を示します。



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中学校第1学年の生徒に対する語り
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